Debianインストール

ここ十日ばかり、家に帰るとずっとDebianのインストール作業をやっていた。win98を入れててもあんまり使わないなと思ったので。なるべく最低限のHDD容量で済まそうとかカーネルを最新にしようとか考えてたらいつも途中でおかしくなったり気に入らなくなったりして、結局十回くらいインストールを繰り返した。

  • 基本システムのインストールにはWoodyを使ったがそれ以外のパッケージはSarge(2004年5月15日版)のを用いた。全部Sargeを用いてインストールしてみたこともあったけど、起動がいやに重くて気に入らなかったのでやめた。
  • インストール直後にカーネルを入れ替えた。Sargeのディスクに2.4.25のソースがあったのでkernel-packageを導入してビルド→インストール(ここを参考に)。この時点ではkernel-package以外にインストールしたパッケージは無し。
  • リブート後日本語環境とXをインストール。ここの6と7を参考にした(ていうか書いてあることをそのままやっただけ)。デスクトップ環境はXFce4をインストール(GNOMEは重いので)。ただこれだとXFce4で日本語が使えない。パネルなんかで日本語の文字が表示されるべきところがおかしくなってしまうので、.xsessionでLANG=Cを設定することにした(要は英語)。.bashrcでLANG=ja_JP.eucJPを設定すればktermでは日本語が使えるのでとりあえず問題なし。
  • あとはjlessとsudo、xmmsを入れた。jlessとsudoはないと困りそうだったし、音楽が聴けないのも寂しいので。

これでHDD容量は800〜900MB程度。まあまずまずかと思うが、ネットに繋がってないので全てのCDイメージを落として焼いたため、計16枚(Woody7枚+Sarge9枚)のCD-Rを消費してしまった。必要なパッケージが分散しているから仕方ないとしても、最終的にWoodyで使ったのがシステムインストールに必要な一枚目のみなのを考えると、ずいぶん勿体無いことをしてしまったなと思う。
しかし色々手間取ったけど、それでもaptはずいぶん便利だと思う。依存パッケージを自動的に検出して一緒にインストールしてくれるので、最初に何も入れずにあとから必要に応じてインストールってのができるのはかなり楽。余計なものはあんまり入れたくないし。カーネルのビルドもkernel-packageのおかげでずいぶん楽にできるし、結構Debianはよさげ。